おすすめ観葉植物

2023.05.19

【育てやすい】大きい観葉植物おすすめ8選！選び方や育て方のポイントも

大きいサイズの観葉植物を室内でのインテリアグリーンとして楽しみたいものの、種類が多過ぎて、どの植物を選べば良いか難しいところですよね。

そこで今回は、大きい観葉植物を購入する際の選び方と、おすすめの種類についてご紹介します。生長した際の背丈や育て方、置き場所、風水についても触れていますので、大型観葉植物を選ぶ際の参考に、ぜひご覧ください。

1 【大きい観葉植物】おすすめの選び方
2 室内で育てやすい！大きい観葉植物のおすすめ8選
3 大きい観葉植物のお世話で困ったら…
4 観葉植物の植え替え・レンタルは大阪堺市の明石緑化へ

【大きい観葉植物】おすすめの選び方

観葉植物には手のひらサイズのものから、自分の身長より大きくなる大型サイズのものまで売られていますが、正直なところ、大きくなればなるほど、育てる難易度は高くなります。そのため、見た目の好みだけでなく、育てやすさも考慮して選ぶことで、枯らしてしまうリスクが抑えられるでしょう。

さらに、大きい観葉植物は1鉢だけでとても存在感があるため、他のインテリアとの相性にも注目したいところです。

これらの点を考慮しながら、大きい観葉植物を選ぶ際のポイントを5つにまとめました。育て方のコツにも触れながら、詳しく解説していきます。

選び方①：観葉植物を育てる環境で選ぶ

観葉植物には得意な環境・苦手な環境があり、可能であれば常にベストな環境へ移動させてあげたいのですが、大きいサイズの観葉植物は簡単に鉢を動かすことができないため、最初から置く環境にマッチした植物を選ぶのがおすすめです。

育てる環境で重視すべきポイントは、日当たり・風通し・気温の3つ。観葉植物を置きたい場所で、これら3つのポイントがどういった状況になるか、チェックしましょう。

例えば、カーテン越しでも西日がよく入る場所であれば、砂漠地帯や熱帯・亜熱帯に自生する植物がおすすめです。これらの植物は、直射日光と暑さに強いため、多少水切れを起こしても元気に育ってくれます。

また、玄関先や廊下などの、温度調整が難しく、日当たりがあまり良くない場所に置く際は、木々が生い茂る熱帯雨林やジャングルに自生する植物がおすすめです。太陽光が入らず、風の流れも全くない空間であれば、照明やサーキュレーターを活用してください。ただし、サーキュレーターを使用する際は、植物に直接風を当てるのではなく、空気を循環させる目的で使用します。

選び方②：水やりの回数で選ぶ

観葉植物を元気に育てるには、適度な水やりが欠かせません。

観葉植物の水分が不足すると、水切れを起こし、やがて枯れてしまいます。反対に水分が多すぎるのも良くなく、土の中が加湿状態となり、根腐れが発生する原因となります。特に大きい観葉植物は必要な水分量も増えますので、元気に育てるためには、観葉植物の特性に合わせた水やりが重要なポイントだと言えるでしょう。

観葉植物の中には、常に水分がないと枯れてしまうものもあれば、反対に乾燥を好むものもあります。例えば、日中ほとんど家を留守にする方や、出張などで頻繁に家を空ける方、営業日にしかお世話ができない店舗やオフィスなどでは、パキラやユッカ・エレファンティペスのような砂漠地帯に自生している植物がおすすめです。これらの植物は、水やり期間が数日空いたとしても元気に育ってくれます。

反対に、水やりを毎日のルーティンとして楽しみたい方は、オーガスタのような高温多湿を好む観葉植物がおすすめです。

なお、基本の水やりについては「観葉植物の水やりの時間や頻度は？よくある疑問も解決！」をご覧ください。

選び方③：インテリアの雰囲気で選ぶ

大きいサイズの観葉植物は、インテリアの雰囲気を大きく左右します。そのため、理想のインテリアにマッチしたものを選びたいところです。

インテリアにマッチした観葉植物を選ぶポイントですが、「アメリカンスタイル」「北欧スタイル」といった特定のエリアを参考にしたインテリアであれば、そのエリアに自生している植物や、本場で人気が高い観葉植物を選ぶと良いでしょう。

また、観葉植物が持つ葉や茎の色味で選ぶのもおすすめです。

例えば、白や淡い色を基調としたインテリアにはオリーブの木やシマトネリコのような薄い色を持つ植物がマッチします。対照的に賑やかでカラフルな空間にしたい場合はドラセナ・コンシンネ・レインボーのような鮮やかな色が特徴の植物や、サンスベリア（サンセベリア）のような明るい緑色の葉を持つ植物がおすすめだと言えるでしょう。

選び方④：鉢や背丈の大きさで選ぶ

一般的に、大きいサイズの観葉植物とは9号以上・背丈1.5m以上の「大鉢」に分類されるものになります。なかには3m以上の大きさに生長する植物もありますので、手入れのしやすさや、天井高を考慮して選ぶようにしてください。

例えば、一番高い葉に手が届くかという点を、選ぶ際のポイントにしてみるのもおすすめです。

観葉植物の葉にはホコリや汚れが付きやすく、定期的に布などで拭いてあげなければ、呼吸機能が低下してしまいます。また、植物は根だけではなく葉からも水分を吸収しますので、霧吹きなどで葉に直接水を与える「葉水」も大切なお手入れの一つです。

脚立などに乗って管理する方もいますが、手軽にささっとお手入れされたいという場合は、やはり一番上の葉に手が届くかどうかという点は無視できないポイントでしょう。

選び方⑤：風水や花言葉で選ぶ

気の流れを変えたい方や、運気をアップさせたい方は、風水や花言葉で選ぶのもおすすめです。サイズが大きくなればなるほど空間にもたらすエネルギーも強くなりますので、ぜひ取り入れてみると良いでしょう。

観葉植物には、運気を上げる「陽」の気を持つものと、悪い運気を沈める「陰」の気をもつものがあり、例えば人が集まるリビングには陽の気をもつ植物が、湿気が溜まりやすいトイレには陰の気を持つ植物がおすすめとなっています。

また、建物や空間に足りない運気をもたらしてくれたり、気を調和してくれる効果も期待できます。

室内で育てやすい！大きい観葉植物のおすすめ8選

次に、室内で育てやすい大きい観葉植物のおすすめを8種類ご紹介します。

おすすめ①：ユッカ・エレファンティペス

ユッカ・エレファンティペスは、自生しているもので高さ10m、葉は1mにも伸びる植物です。観葉植物としては1.5m程度のものが一般的となっています。

幹の模様が象の足のような形をしていることから「エレファンティペス（象の足のような）」と名付けられ、次々と新芽を出してぐんぐん生長していく姿から「青年の木」と呼ばれています。

また、ユッカ・エレファンティペスは金運・仕事運・勉強運を上げる効果があると言われており、これらに関連する書斎や勉強部屋、職場といった空間に置くのがおすすめです。加えて、邪気を払う効果も期待できますので　玄関やベランダに置くのも良いでしょう。

おすすめ②：パキラ

パキラは、自生しているもので20mもの高さになる丈夫で力強い植物で、鉢で育てる場合でも2〜3m程度まで伸びていきます。1年間で60cm以上伸びることもありますので、天井高とお手入れのしやすさを考慮して購入すると良いでしょう。

特性についてですが、パキラは日光をよく好み、暑さにも強いため、猛暑が続く地域や、日当たりが良い場所に置くのがおすすめです。

また、パキラは「発財樹」と呼ばれるほど金運アップに効果があるとされています。例えば、仕事部屋や職場といった商売に関する空間と非常に相性が良いと言えるでしょう。さらに、パキラは強い気を持つ植物ですので、勉強部屋などのエネルギーが必要な空間にも適しています。

おすすめ③：フィカス・ウンベラータ

フィカス・ウンベラータは、自生しているもので10m程度、1年で20cm以上伸びる植物です。観葉植物としては、50cm〜1mのものが一般的なサイズとなっています。

耐陰性・耐暑性があるため、猛暑日が続く地域や日当たりがあまり良くない部屋におすすめです。反対に、寒さには弱いため室内温度が10度以上にキープできない場所には不向きだと言えるでしょう。

フィカス・ウンベラータは愛のシンボルであるハートの形をした葉が特徴的な植物で、その見た目から人間関係を良好に保つ気があるとされています。人が集まるリビングや職場に置くと効果が期待できるでしょう。

また、フィカス・ウンベラータには健康運を上げる効果も期待できます。風水では、睡眠時に悪い気を出して良い気を吸収すると言われていますので、寝室に置くのもおすすめです。

おすすめ④：モンステラ

モンステラは、自生するもので7〜8mほど大きくなる植物です。半ツル性の植物で、他の植物をよじ登りながら日光が当たる場所に向かって生長していきます。観葉植物として1株で育てる際は、大きくなっても2m程度となります。

モンステラの特徴は、1株あるだけで南国気分が味わえることでしょう。ハワイでは「希望の光を導く植物」として伝統的なモチーフになっており、あらゆる装飾に使用されています。

置き場所については、リビングなどの日当たりが良い環境におすすめですが、耐陰性もあるため玄関のような日光が入りにくい場所でも十分育ちます。

また、モンステラの持つ強い生命力は人間関係を良好にすると言われていますので、良縁に恵まれたい方や家庭運をアップさせたい方にもぴったりです。

おすすめ⑤：ドラセナ・マッサンゲアナ

ドラセナ・マッサンゲアナは、自生するもので2〜5mまで生長する植物で、観葉植物だと1〜2mが人気の大きさとなっています。すらりと伸びる葉が特徴的で、スタイリッシュで都会的なインテリアにマッチします。

もともと熱帯アジアと熱帯アフリカに自生する植物のため、暖かく日当たりが良い環境でよく育ちます。反対に寒さには弱く、空調管理が難しい環境で育てるのは難しいかもしれません。また、日光が不足する葉に斑が出にくくなります。

ドラセナ・マッサンゲアナは邪気払いや魔除けの効果があるとされていますので、玄関やベランダなど、外から気が流れ込む場所に適していると言えるでしょう。

また、ドラセナ・マッサンゲアナは幸運・金運・仕事運の向上も期待できる植物として、ハワイでは「幸福を呼ぶ木」と呼ばれています。このような効果を発揮するのにおすすめの場所は、トイレやキッチン、寝室といった陰の気が集まる場所。悪い気を吸収して、良い気を呼び寄せてくれるでしょう。

おすすめ⑥：ガジュマル

太い幹と個性的な気根が特徴的なガジュマルは、自生しているものだと20mにもなる大木ですが、観葉植物として鉢で育てる際は1〜3m程度が一般的です。暖かくて日当たりの良い場所を好みますので、日中は日当たりが良い窓際などに置くと良いでしょう。

また、沖縄では「キムジナー」という子供の精霊が宿る木として、気根の間をくぐった二人は幸せになると言い伝えられており、結婚祝いや新築祝いのギフトとしても人気が高い植物となっています。

風水では、陰の気を持つガジュマルには気分を落ち着かせたり、リラックスさせたりといった効果があると言われています。そのため、リビングや寝室といった、穏やかに過ごしたい場所に置くのがおすすめです。また、エネルギーをよく使う書斎や職場、仕事部屋、勉強部屋などに置くと陽と陰の気のバランスが取れて、全体運のアップが期待できます。