明石緑化コラム

造園

【費用相場】造園はいくらかかる?料金体系や施工内容別の費用を解説

【費用相場】造園はいくらかかる?料金体系や施工内容別の費用を解説 植え替える.com

今回は、

「伸びすぎた庭木や雑草をキレイにしたい」
「お家に理想に庭を作りたい」
「外構のリフォームを検討している」

といった方に向けて、造園業者や植木屋に庭木の剪定・庭づくり・外構リフォームを依頼するといくらかかるのか、料金体系や費用相場についてご紹介します。

また後半では、業者に造園を依頼する時のポイントについても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

どう決まる?造園費用の料金体系

そもそも、造園費用はどのように決まるのでしょうか?

費用の算出方法は、造園業者や職人によって、また対応地域の相場によってそれぞれですが、一般的には下記の3ケースが主流です。

【造園費用の料金体系】

  1. 労働時間で算出
  2. 施工内容で算出
  3. 労働時間+施工内容で算出

各ケースの詳しい算出方法と、概算費用を見ていきましょう。

造園費用①:労働時間で算出するケース

造園費用の算出方法1つ目は、労働時間で費用を決める方法です。見積もり時点で必要な工数(時間数)を割り出し、時給や日給で費用を算出していきます。

費用は地域や施工内容によって変動しますが、職人一人当たり時給2,000〜3,000円、日給15,000〜30,000円が相場だと言えるでしょう。これに切り落とした枝葉の処分費用や清掃費用、出張費、駐車代などが含まれていなければ、別途費用が発生します。

造園費用②:施工内容で算出するケース

造園費用の算出方法2つ目は、施工内容で費用を決める方法です。剪定する樹木の本数や高さ、作業する面積などで費用を決定します。剪定を専門に扱っているような業者や、個人で仕事を受けている職人などに多い料金体系となっています。

費用相場については後ほど詳しく解説しますが、庭木1本あたり1,000〜2万円が相場です。

こちらも職人一人あたりの労働時間で費用を算出するのと同様に、処分費用や清掃費用などの費用が追加で発生する可能性があります。

造園費用③:労働時間+施工内容で算出するケース

造園費用の算出方法3つ目は、労働時間と施工内容を組み合わせて費用を決める方法です。

具体的には、職人一人あたりの基本料金に加えて、重機費用や害虫駆除費用、樹木の伐採費用、基本サービスを超えた剪定費用などを上乗せしていくシステムとなっています。

また、枝葉の処分費用や出張・駐車代が基本料金に含まれない場合、追加で費用が発生するケースがあります。

【費用相場】一般家庭における造園費用はいくら?

【費用相場】一般家庭における造園費用はいくら?

次に、一般家庭における造園費用の相場について見ていきましょう。

先ほどお伝えしたとおり、造園費用の算出方法は業者によって異なりますし、作業面積や樹木の本数、施工内容、シーズン、地域によっても全く変わってきます。また、西洋庭園や日本庭園のような専門性が高い造園だと、それなりに費用も上がります。

そのため、これからご紹介する料金は、あくまで一般的な費用相場として参考にご覧ください。

費用相場①:樹木の剪定作業

一般家庭で樹木の剪定を依頼した時の費用相場は、庭木と生垣で下記の通りです。

例えば、高さ5m未満のシンボルツリーが1本、3m未満のサブツリーが3本、生垣がトータル3mあった場合で、およそ2万〜3万円となります。本数や範囲が広ければその分費用は上がっていきますが、剪定だけであれば樹木が多い庭でも50万円以下でおさまることが多いでしょう。

木の高さ 剪定1本あたりの費用相場
低木(〜3m) 1,000〜4,000円
中木(3〜5m) 4,500〜9,000円
高木(5〜7m) 9,500〜20,000円
生垣の高さ 生垣1㎡あたりの費用相場
〜1m 3,000円前後
1〜2m 5,000円前後
2〜3m 7,000円前後

なお、人気のシンボルツリーについては「お家にシンボルツリー(記念樹)を 植えてみませんか?|明石緑化」でご紹介しています。新しい樹木の植栽をお考えの方は、こちらも参考にご覧ください。

費用相場②:庭全体の造園

庭全体の造園を依頼する場合、トータル費用は50万〜100万円が相場だと言えます。

造園は、まずイメージやデザインのすり合わせからスタートし、提案書と見積書の作成、整地、植栽、剪定、装飾、掃除、アフターメンテナンスといった順番で進みます。また工程ごとに細やかな作業があり、例えば整地の場合は、重機を入れて地ならしをしたり、水はけが良くなるように勾配をつけたり、植栽に向けて樹木に応じた肥料を元肥したりと、それなりに費用がかかります。

こういった背景もあり、一般家庭の造園だと50万〜100万円がボリュームゾーンとなっています。

費用相場③:庭・外構など建物全体の造園

庭全体+外構など、建物全体の造園にかかる費用相場はおよそ100万〜300万円です。このように費用が大きく上がるのは、外構までエリアに入ると、剪定や庭づくりとはまた違ったプランニングや施工が必要になるからです。

外構の造園では、すでにある塀やフェンスを残して植栽していくのか、もしくは外構をガラリとリフォームするのかでプランニングや施工内容が変わりますし、道路や建蔽率(けんぺいりつ)との兼ね合いを考える必要も。さらに、新たにカーポートなどを増設する際は、固定資産税などの問題も発生します。

このような事情から、外構を含む造園を依頼する際は、エクステリアや外構リフォームに対応している業者を選ばなければなりません。

造園を依頼する際のポイント

最後に、造園を依頼する際のポイントを2つご紹介します。

ポイント①:複数の相見積もりを取る

造園を業者や庭師に依頼する時は、相見積もりを取るのがポイントです。というのも、造園業者の中には、残念ながら悪徳な業者が潜んでいる恐れがあるからです。

悪徳業者の手口としては、きちんと図面などを確認せずに安い見積もりを提示して、最終的に高額な費用を請求したり、プランでは予定されていなかった施工や職人が急遽追加されて、法外な費用を請求してきたりといったものがあります。また、高額な費用は請求されないものの、不要になった樹木や土などを不法投棄しているケースもあります。不法投棄が見つかると、投棄した業者だけでなく、依頼者にも責任が及ぶ可能性もあるため、相場より安すぎる業者にも注意が必要です。

このような事態を招かないためにも、最低3社から相見積もりを取ると良いでしょう。

ただし、施工内容によって追加で費用が発生する可能性もゼロではありません。例えば、見積もりした時よりも樹木の本数が増えていたり、予定になかった施工を当日に依頼された場合は、当然ですが見積もり時と内容が異なりますので、費用が追加されます。

ポイント②:仕上がりイメージを明確にしておく

造園を依頼する時は、仕上がりイメージを明確にしておきましょう。具体的には、作業を希望するエリアと施工内容です。あらかじめ面積と必要な作業がわかっていれば、概算費用を事前に把握しておけるので、見積もり金額が妥当なものか判断もしやすくなります。

また外構リフォームを検討している場合は、メインガーデンやサブガーデン、サービスヤードなど空間の用途を考えておくと、プランのすり合わせがスムーズに進みます。このように、空間の区画を考えることをゾーニングといい、外構計画にとって重要な要素となります。

加えて、仕上がりをイメージする際は、美しさや機能性だけでなく、メンテナンスのしやすさにも注目してみてください。例えば、生長が遅い樹木を選べばこまめな剪定が不要になりますし、土のスペースを減らして芝生にすれば雑草が生えにくくなります。ちなみに、芝生のメンテナンスに自信がない人は、手入れがほとんどいらないグランドカバープランツを植えるのもおすすめです。

造園の費用はケースバイケース

今回は、造園の費用相場と、業者に依頼する際に押さえておきたいポイントをご紹介しました。ご紹介した費用相場は一般的なものですので、参考程度に捉えていただければと思います。

私たち明石緑化では、庭はもちろん、建物周りの塀やカーポート、フェンスといったエクステリアも含めた外構のデザインプランニング及び施工を行っています。また、庭木の剪定や伐採、屋内にある観葉植物の植え替えも1本から承っています。

緑に関するお困りごとは、ぜひお気軽にご相談ください。

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株式会社明石緑化は、大阪府堺市に本社を置く「緑を守るプロ集団」です。

創業から50年以上の中で培われた技術と、公共工事から民間工事に至るまで幅広い工事に対応できることを強みとしています。

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