明石緑化コラム

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観葉植物の引き取りはどこに頼む?料金は?費用相場や回収業者について

観葉植物の引き取りはどこに頼む?料金は?料金相場や回収業者について 植え替える.com

観葉植物の引き取りサービスを検討している方に向けて、今回は観葉植物の引き取り業者と料金相場についてご紹介します。

また個人で観葉植物を処分する方法や、引き取りサービスに依頼する前に知っておきたい選択肢についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

観葉植物の引き取り業者と申し込みの流れ

不用になった観葉植物は、

リサイクルショップやリユースショップ
植木屋やホームセンター
樹木買取業者や不用品買取業者
遺品整理業者や生前整理業者
残土処分業者(土のみ)

といったお店や業者で引き取ってもらうことができます。

では、それぞれの特徴と、引き取りの流れについて見ていきましょう。

リサイクルショップやリユースショップで引き取ってもらう

リサイクルショップやリユースショップとは、中古品の販売・買取を行うお店の総称です。買取に対応していない店舗もありますが、運良く近くに買い取ってもらえるところがあれば、ぜひ査定してもらうと良いでしょう。状態が良い観葉植物や、人気メーカーの鉢植えであれば、良い値段が付く場合があります。

デメリットとしては、査定で値段が付かないと、引き取りに対応してもらえないことがほとんどだという点です。そのため、無駄足を踏まないように、まずは電話で査定の基準や流れについて確認することがポイントです。

植木屋やホームセンターで引き取ってもらう

植木屋やホームセンターでも、観葉植物の引き取りに対応しているところがあります。状態が良いと買い取ってもらえる可能性もありますので、ゴミとして処分する前に一度確認してみると良いでしょう。

リサイクルショップやリユースショップのように、状態次第で引き取りを拒否されることはまずありませんので、値段が付かなくても良いから回収して欲しいという方に向いています。

樹木買取業者や不用品買取業者に引き取ってもらう

チラシやインターネット広告などでよく見る観葉植物引き取り業者は、樹木の買取を専門に行う業者や、不用品の買取を行う業者です。

買取業者と名前が付いていますが、基本的に有料の引き取りサービスですので、状態が良ければ買い取ってもらえるという程度に思っておくと良いでしょう。

なかには、見積書と異なる高額な料金を要求してきたり、引き取った観葉植物を不法投棄するような悪徳業者も存在します。そのため、管轄する都道府県・政令市で産業廃棄物の許可を受けている業者か?会社の住所や連絡先は実在のものか?といった点を確認しておくと安心です。

とはいえ、こういった業者は基本的に出張回収が主流ですので、わざわざ自分で持ち込む必要がありません。料金やサービス内容を比較して、納得いく業者を選ぶと良いでしょう。

遺品整理業者や生前整理業者に引き取ってもらう

亡くなった方の観葉植物は、遺品整理時にまとめて引き取ってもらうことが可能です。引き取り後の扱い(売るのか、処分するのか等)について聞かれた際は、故人の遺言者やエンディングノートにしたがって対応してください。

なお、盆栽などの希少性が高く高価な植物は、相続するという選択肢が発生します。110万円以上の価値があるものであれば贈与税の課税対象となりますので、専門家に相談しながら決めていくと良いでしょう。

残土処分業者に引き取ってもらう

残土とは土木工事で発生した土のことで、正式には​​建設発生土と言います。残土処分は建設業者を対象としたものですが、残土処分業者のなかには個人で発生した土を引き取ってくれるところもあります。

問い合わせがあれば対応しているという業者も多いですので、近くに残土処理業者がある方は問い合わせてみると良いでしょう。土を持ち込む際は、あらかじめ植物・土・鉢を分けて、土だけをビニール袋などに入れて運んでください。植物と鉢の処分方法については、次で詳しく解説します。

観葉植物の引き取り料金について

観葉植物の引き取り料金について

観葉植物の引き取り料金について、引き取り業者に依頼した場合と、個人で処分する場合にを見ていきましょう。

引き取り業者に依頼する場合

観葉植物を引き取り業者に依頼する場合の相場は、観葉植物のサイズや状態によって差がありますが、1鉢2,000円〜6,000円ほどです。

ただし、料金が安すぎる回収業者のなかには、適切な処分を行わずに不法投棄している業者も。不法投棄が見つかると元の持ち主も罰せられる可能性があるため、無料や格安で引き取ってくれる業者には、その理由を確認しておくべきでしょう。

個人で処分する場合

引き取り業者に頼まずに個人で観葉植物を処分する場合は、観葉植物を株(幹/根/枝葉/花)・鉢(鉢/鉢カバー/受け皿)・土に分別して処分します。

植物そのものは可燃ゴミですので、自治体指定のゴミ袋に入れて一般ゴミとして出しましょう。ゴミ袋に収まらない場合は粗大ゴミ扱いとなります。

また、鉢や鉢カバーについては素材と大きさによって可燃ゴミ・不燃ゴミ・資源ゴミ・粗大ゴミと分別方法が変わります。自治体のルールに準じて、適切に処分してください。

そして、一番処分に困るのが土です。土は自然物という分類になるため、ゴミとして処理することができません。例えば、私たち明石緑化の本社がある大阪府堺市では、以下のように指定されています。

園芸用などの土は、廃棄物ではないことから、市では基本的に処理ができないものとなります。また、市として処分業者のご紹介を行っておりませんので、土を入手された店舗等にご相談ください。
ただし、少量の土につきましては、各家庭で1年に1回の限定ですが、片手で持ち上がる程度をレジ袋3袋以内で収集しておりますので、粗大ごみ受付センターへ電話でお申し込みください。

引用:よくある問い合わせQ&A|堺市

このように、個人で処分する際の料金は一概には言えず、処分しきれない可能性もあります。そのため、観葉植物を個人で処分したいという場合は、購入店や残土処分業者に確認して、土の引き取り先が確定した上で進めていくと良いでしょう。

観葉植物の引き取りを依頼する前に

元気がなくなった観葉植物は、植え替えで復活する可能性があります。また、業者に回収してもらう以外に、他人に譲るという方法もおすすめですよ。

観葉植物の引き取りを依頼する前に、ぜひこれらの方法も検討してみてください。

植え替えで復活させる

枯れたように見える観葉植物でも、栄養豊富な新しい土に植え替えると元気に復活するケースがあります。観葉植物の植え替えについては「観葉植物の基本の育て方|水やり・置き場所・肥料・剪定・植え替えなど」でご紹介していますので、参考にご覧ください。

また、多くの植物は気温が10℃以下になると活動をストップして休眠状態に入るのですが、休眠状態になると葉を全て落とすケースもあるため、枯れたと勘違いすることが。この場合、春になるとまた新芽が出ますので、暖かくなるまで待ってみると良いでしょう。

なお、私たち明石緑化では観葉植物の引き取りのみのご依頼はお断りさせて頂いておりますが、植え替えの際に発生した土や、植え替え依頼のついでに不用になった観葉植物のお引き取りには対応しています。

大阪市・堺市にお住まいの方で、「枯れたのか、植え替えで復活するのかわからない」とお悩みの方は、ぜひご連絡ください。

明石緑化の植え替えサービス「植え替える.com」について>

他人に譲る

状態が良い観葉植物であれば、他人に譲るというのも一つの方法です。知人に譲る他、地域のフリーマーケットやインターネットオークション、フリマアプリなどを活用するのも良いでしょう。

今すぐにでも引き取って欲しいという方には不向きですが、無料で引き取ってもらえるわけですから、コストパフォーマンスは抜群です。また、買取希望であれば、希望価格で販売することができます。

しかし、お金がかからないとは言え、譲渡する方に気持ち良く受け取ってもらえる状態に整えておくのは、最低限のマナーです。特に根詰まりを起こしている鉢は見た目が悪いだけでなく、株全体に水や栄養が行き届かなくなるため、サイズアップした鉢に植え替えておくのがおすすめです。

観葉植物の処分方法は引き取り以外にも

今回は観葉植物を引き取ってもらえる業者と、料金相場についてご紹介しました。

観葉植物の処分方法はご紹介した方法以外にも、

株と鉢は処分して、土は自宅の庭に撒く
マンションの管理会社に相談して花壇などに撒かせてもらう
土にリサイクル材をまぜて再利用する

などがあります。

ただやはり「確実に回収してもらいたい」ということであれば、引き取りサービスを活用するのが手っ取り早いと言えるでしょう。

観葉植物の植え替えは大阪堺市の明石緑化へ

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株式会社明石緑化は、大阪府堺市に本社を置く「緑を守るプロ集団」です。

創業から50年以上の中で培われた技術と、公共工事から民間工事に至るまで幅広い工事に対応できることを強みとしています。

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